CARNORAMA JAPAN -Automotive Views – Trends – Ideas – カノラマジャパン株式会社 ニュース

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カノラマは設立以来、新聞・専門誌・インターネットニュースソースなど国内外の様々なメディアに対してナレッジを提供して参りました。これは、メディアを通して自動車産業の発展に寄与するという目的で実施されています。これまで配信されたニュース・トピックを貴社の戦略にご活用いただければと思います。過去の注目ニュースを掲載していますので、内容を詳しくお聞きになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。


ホンダ・日産協業強化、競争激化で強い危機感-三菱自加え規模確保

電気自動車(EV)やソフトウエアなどの領域で協業を検討していたホンダと日産自動車は1日、協力の枠組みに三菱自動車も参画することを発表、次世代車「ソフトウエア・デファインド・ビークル(SDV)」など5つの分野で協業に合意した。協業の検討表明から4カ月半で一定の方向性を示したことは、両社の強い危機感を示している。今動かないと新興勢力など先行する競合他社に追いつくことはできない--。ホンダの三部敏宏社長は同日、長年のライバルだった日産と共同で開いた会見でこのように述べ、さまざまな新技術が台頭し、異業種も含めた競争が激化する事業環境に強い危機感を示した。

〜中略〜

だ、実際に両社が実際にスピード感を持って成果を出していけるかには疑問の声も出ている。自動車調査会社カノラマの宮尾健アナリストは、かつて経営危機に陥った日産に仏ルノーが救済出資したときですら両社が折り合いをつけてやっていくのには時間がかかったと指摘した。宮尾氏は自動車メーカーが集まって「ここは協調しよう、ここは競争していこうみたいなことを定義していたら10年かかる。絶対ものなんかできあがらないし、一番効率の悪いやり方になってしまう」とし、対等な関係でお互いに主張を通しづらいホンダ・日産はそうなってしまう恐れがあるとの見方を示した。

2024年8月1日 20:01 Bloomberg Newsより抜粋

焦点:日産とホンダのEV協業、体力差に懸念 三菱自も合流へ

[東京 1日 ロイター] – ホンダと日産自動車が1日に正式発表する電気自動車(EV)分野の協業に、三菱自動車も合流する見通しとなった。3社でリソースを持ち寄り、EV需要が一服している間に米テスラや中国BYDなど先行する専業メーカーに追いつく狙いだが、足元の販売を立て直すことが急務の日産、規模の小さな三菱自がついていけるかなど、内部関係者からは先行きを不安視する声も聞かれる。

〜中略〜

自動車調査会社カノラマの宮尾健アナリストは、政府が支援する中国勢などと対抗するには「1社では太刀打ちできない」として協業を評価する。しかし、ホンダとの協業は日産にとって仏ルノーとのアライアンスと「また全く別次元のハードルの高さ」と語る。企業文化が全く異なる両社のエンジニアからも不安の声を耳にするといい、協業を成功させるには「いくつものハードルを越えていかなければならない」と話す。

2024年8月1日 16:27 REUTERSより抜粋

タイでEV拡大に賭け、中国新興が強気の投資-日本車の牙城崩すか

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、東南アジア諸国連合全体の2022年の新車登録・販売台数は前年比18%増の約327万台。世界販売に占める割合は約4%で、国別ランキングにあてはめると4位の日本と5位のドイツの間に位置する規模となる。

自動車調査会社カノラマの宮尾健氏は東南アジアは日本にとって重要な市場で、タイで起きたことを踏まえれば「安穏としているわけにはいかない」と警鐘を鳴らす。

タイ以外の国もEV普及への優遇措置を導入している。同地域で最大市場のインドネシアでは中国企業などがけん引する形でEVが急伸する一方、ブルームバーグのデータによると、昨年はいすゞ自動車やスズキなど一部の日本企業がシェアを落とした。

2024年4月10日 13:08 Bloomberg Newsより抜粋

China’s EV Makers Bet They Can Dethrone Japan Brands in Thailand

“Japan’s carmakers must not remain complacent” when looking at what’s happening in Thailand and the rest of the region, said Takeshi Miyao, an analyst at automotive consultancy Carnorama.

2024年4月10日 10:02 Bloomberg Newsより抜粋

中国BYD、日本は登竜門

2023年12月20日 11:11 日本経済新聞より抜粋

中国BYD、EV輸出攻勢の「登竜門」に日本 狙う年3万台

日本での商品はまだ2車種だが、購入者は20〜80代と幅広い。販売店から「意外とベンツからの乗り換えも多い」との声も挙がる。人口が減る日本に投資する理由について、劉氏は「日本での学びをアジア圏、世界中に広げたい」と語る。車調査会社カノラマジャパン(東京・練馬)の宮尾健代表取締役は「車先進国の日本で売れれば世界で支持される。登竜門の意味合いがある」とみる。

 

2023年12月14日 21:46 日経新聞より抜粋

ジャパンモビリティショー開幕へ、日系メーカーがEVコンセプト競う

自動車調査会社カノラマの宮尾健アナリストは、市販化前提のEVはデザインなどがある程度固まってなければ出せず、「まだ具体的に見せられるものではない」との見方を示した。コンセプト段階での展示もあってもいいとしながら、「モックアップ(実物大模型)で終わってしまうと、出す意味があるのかとなってしまう」と続けた。

・・・中略・・・

宮尾氏は、改名で先行したドイツも依然としてショーのあり方を模索しているとした上で、ジャパンモビリティショーへの「出展企業もどういう風に出展のスタイルを変化させていかないといけないか悩んでいる」と述べた。

2023年10月24日 17:56 Bloomberg Newsより抜粋

完全自動運転車で日本出遅れ、閉鎖空間を低速走行-米中との差広がる

自動車調査会社カノラマの宮尾健アナリストは永平寺町は初の事例で関係者らが慎重を期した可能性もあるとした上で、日本の交通インフラの「劣悪な環境」が海外との差の背景にあることは明白と指摘。「街をつぶしてまっさらにして」道路を作り直さない限り、未来の交通システムは日本にはできないと述べた。

2023年10月3日 10:30 Bloomberg Newsより抜粋

BYD Launches Dolphin Hatch to Crack Japan’s Tricky EV Market

“This is a chance for BYD to capitalize on an untapped, niche market,” said Takeshi Miyao, an analyst at automotive consultancy Carnorama Japan. The Dolphin should sell well in Japan because the quality of BYD’s cars has been steadily improving, and Japanese customers aren’t as biased against Chinese products as they used to be, he said.

2023年9月20日 20:47 Bloomberg Newsより抜粋

中国BYD、第2弾EVは363万円-競合下回る価格で追い上げへ

ただ、日本市場で幅広い支持を得ている国内メーカーも安穏とはしていられない。自動車調査会社カノラマの宮尾健アナリストは19日の電話取材で、BYD車について「安かろう、悪かろうではなくなってきている」と評し、販売網の充実に伴い日本における販売台数は伸びていくと予測した。宮尾氏は、ドルフィンは「ATTO3よりも価格的に値ごろ感があるので、数は出るだろう」との見方を示した。同価格帯に競合がいない水準で値付けがされれば日系メーカーにとって脅威となりうるという。

2023年9月20日 20:41 Bloomberg Newsより抜粋

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