自動車調査会社、カノラマの宮尾健アナリストは、EVメーカーとして「テスラはある程度の地位を確立した」と指摘。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大で年明けから中国の自動車メーカーが生産調整する中、テスラはあまり影響を受けず、相対的に中国で販売が伸びたように見えたことから「株価が連動したにすぎない」と見る。中国で新型コロナウイルスの感染が落ち着きつつある中で今後は中国メーカーが「増産にでてくる」と見ており、今後のテスラの販売は楽観視できないとし、テスラが時価総額でトヨタを抜く日は「まだ遠い」と述べた。
2020年6月11日 00:00 Bloomberg Newsより抜粋