データ改ざんの旧タカタ、欧州品質認証機関向けでも不正-関係者
日本を誇る自動車安全部品の世界大手メーカーであったタカタは、世界規模のエアバッグインフレータのリコール 問題により倒産した。しかし、同社の事業は、中国企業を親会社とする、米企業が買収の上継続していた。
今回発覚した不正問題は、今のところリコール問題には発展していないものの、先のエアバッグのリコールを上回る世界的な問題に波及する可能性をもつ。
「叩けば埃が出る企業」は、安全に対する意識の欠如、あるいは、法令遵守の意識の欠落が、根本的なところにあるのだろう。
2020年10月19日 00:00 Bloomberg Newsより抜粋