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インドの自動車市場を国内販売だけで見ると、もう一つの成長力を見落とす。9月の乗用車輸出では、Jimny、Fronx、Dzireが上位を占め、特定モデルが世界向けの生産を引っ張った。輸出の集中度は、インド工場の役割が変わっていることを映している。
RushLaneによると、インドの2026年9月の乗用車輸出は8万5815台で前年同月比2.22%減だった一方、8月比では25.77%増えた。上位30車種は8万3104台で輸出全体の96.84%を占める。首位はMaruti Suzuki Jimnyの9124台、次いでFronxが8771台、Dzireが8430台だった。上位3車種だけで2万6325台、全体の約30.68%になる。
総輸出台数が前年をわずかに下回っても、モデル別には大きな差がある。Jimnyは前年同月比46.81%増、Dzireは139.28%増で、輸出先の需要と生産配分に応じて伸びる車種が入れ替わる。完成車メーカーだけでなく、部品・物流企業にとっても、インドの生産計画を「国内向け」と「輸出向け」に分けて読む必要がある。
日本勢にとってインドは、販売の成長市場であると同時に、世界向け小型車・SUVの供給拠点だ。車種ごとの輸出順位を見ると、現地化したプラットフォーム、部品調達、港湾物流をどこまで一体化できるかが国際競争力を決めることが分かる。
インドの2026年9月の乗用車輸出は8万5815台で、Jimnyが9124台で首位だった。上位30車種が輸出の96.84%を占め、インドが単なる国内需要市場ではなく、車種別に最適化された輸出拠点であることが見える。
2026年10月25日 12:58 より抜粋