auto-cn-20260929
中国のエントリーEV市場で、フォルクスワーゲン系ジェッタが価格と航続距離を前面に出した。M6の予約価格は8万800元から。輸入ブランドの看板を使いながら、競争の中心へ踏み込む動きだ。
FAW-Volkswagenのジェッタは、初のBEV「M6」の予約販売を開始した。3グレードのCLTC航続距離は465kmまたは555kmで、正式発売は10月中旬の予定。10万元前後の市場を狙い、2028年までに新エネルギー車4車種を含む5モデルを導入する計画という。
中国ではEVが高価格帯の先進装備競争だけでなく、量販価格帯の再編を左右する。既存ブランドが専用EV基盤と運転支援を持ち込み、価格を抑えることは、地場勢との競争をさらに厳しくする。
日本から見ると、電動化の勝負が「EV専業」対「既存メーカー」という単純図式ではないことが重要だ。ブランド、販売網、調達を持つ合弁系が量販EVへ本格参入する時、価格競争と商品企画の速度がどう変わるかを注視したい。
廉価EV市場で電動化を加速。今回の論点は、各市場で「売る」ことと「制度・サービス・技術をどうつなぐか」が同時に問われている点にある。
2026年9月29日 10:54 より抜粋