eu-ev-fuel-tax-revenue-20260921
EVが増えれば、排出は減ります。しかし同時に、ガソリンや軽油に課してきた税収も減ります。ドイツで浮かぶ燃料税の課題は、電動化を進める国が遅かれ早かれ直面する財源問題です。
Deutsche Welleは、EV販売の増加に伴いドイツのエネルギー税収が細る問題を取り上げました。燃料課税は長く交通インフラの財源の一部でしたが、車両の電動化が進むほど従来の徴収基盤は縮みます。
ここで重要なのは、EV普及の成功が財政面では制度の空白を生むことです。走行距離課金、電力への課税、車両税の見直しなど、代替案には公平性、地方利用、事務コストの問題があります。
日本でも燃料税と道路財源の関係は無縁ではありません。EV比率の上昇を販売台数だけで評価せず、充電、電力、税、道路維持を含む制度設計として見る必要があります。
ドイツの燃料税問題は、EV転換の次に来る論点が「何台売れたか」から「社会コストをどう負担するか」へ移ることを示します。
2026年9月21日 10:31 より抜粋