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EVの普及率だけでは、次の自動車産業の勝敗は測れない。インドで大きくなっているのは、電子部品が車両の価値とサプライチェーンを決めるという、より静かで根深い変化だ。
Autocar Professionalは、電子部品が2030年には新車原価のほぼ半分を占め得るとのDeloitte推計を紹介する。インドの部品産業は2025〜26年度に売上高が12.7%増えた一方、輸入は13%増の254億ドルとなり、3年ぶりの貿易赤字に転じた。
輸出の中心はエンジン、変速機、操舵といった機械部品で、輸入が増えているのは高度な電子部品だという。自動運転支援やソフトウェア定義車が広がれば、電動か内燃かを問わず、チップとECUの調達力が競争の基礎になる。
日本企業にとってインドは販売成長市場であるだけでなく、電子部品の共同開発・現地生産・品質保証をどう根付かせるかの市場になる。電池だけでなく、半導体とソフトのサプライチェーン戦略が問われる。
インドの自動車産業はEV化だけでなく、車載電子部品の輸入依存を減らせるかという産業構造の課題に直面している。
2026年9月14日 11:23 より抜粋