india-auto-electronics-localisation-20260906
BCGとインド自動車部品工業会(ACMA)の報告によると、2030年には電子部品が車両コストの50〜55%を占める見通しです。2020年ごろの30〜35%から大きく上がる計算で、内燃機関車かEVかを問わず、車が電子化する構造変化を示しています。
成長が想定されるのは、センサー、電子制御ユニット(ECU)、パワーエレクトロニクス、ADAS、コネクテッド機能、電池管理システムなどです。
BCGとインド自動車部品工業会(ACMA)の報告によると、2030年には電子部品が車両コストの50〜55%を占める見通しです。2020年ごろの30〜35%から大きく上がる計算で、内燃機関車かEVかを問わず、車が電子化する構造変化を示しています。
成長が想定されるのは、センサー、電子制御ユニット(ECU)、パワーエレクトロニクス、ADAS、コネクテッド機能、電池管理システムなどです。
インドの部品供給における電装・電子の比率はFY25で約12%にとどまると記事は伝えます。つまり市場価値が電子側へ移る一方、国内サプライヤーの能力にはまだ大きな空白があります。
これはEVだけの話ではありません。安全装備、インフォテインメント、ソフトウェア、通信機能が増えることで、全ての車が電子化します。従来の機械加工中心の部品企業にとって、技術・設計・研究開発への投資が競争力を決める局面です。
日本の部品メーカーにとって、インドは完成車の販売市場だけでなく、電子化部品の供給網をどう育てるかという協業・競争の市場になります。品質管理やECU、電力変換、ソフトウェア統合の知見は、現地化の価値を左右します。
本件はBCG-ACMA報告に基づく将来見通しであり、実績値ではありません。しかし、国産化の対象が機械部品から電子領域へ移るという方向性は、インド自動車産業の投資テーマを端的に示しています。
インド自動車産業の次の成長は、台数だけでは測れません。車内価値の半分が電子へ向かうなら、どの部品を国内で設計・生産できるかが、2030年の競争力を決めます。
2026年9月6日 09:31 より抜粋