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東南アジアはEV需要がないのではない。市場が国ごとに分かれ過ぎて、投資と部品の規模を作りにくい――フィリピンのEV業界団体はそう問題を定義した。
The Manila Timesによると、Electric Vehicle Association of the Philippines(EVAP)は、ASEAN各国で充電・電池交換のインターフェース、試験、型式認証を共通化するよう提言した。ASEANの人口は約7億人、2025年の二輪販売は1,500万台超とされるが、車両生産の世界シェアは6〜10%にとどまるという。
一国単位では部品エコシステムを完結させにくい。相互認証が進めば、重複試験を減らし、充電器、整備、電池取り扱い、金融まで中小企業が参加しやすくなる。ベトナム、タイ、フィリピンの政策をつなげる視点が必要になる。
日本企業にとってASEANは販売市場であるだけでなく、分散生産と部品供給の拠点でもある。国別の制度対応に加え、将来の共通規格を前提に投資を設計できるかが問われる。
ASEANのEV生産拠点化を阻む主因は需要不足ではなく、規格・認証・供給網の分断だという業界団体の提言。
2026年9月5日 11:12 より抜粋