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インドの自動車市場は、単に大きくなるだけではない。SUV偏重で調整してきた工場に小型車需要が戻り始め、次の成長は「何を売るか」と同時に「どれだけ素早く作り替えられるか」を問う局面に入っている。
Indian Television Dot Comは、Maruti SuzukiのR.C. Bhargava会長がFY31の乗用車市場を610万〜630万台と見込むと報じた。GST改定後の需要改善を背景に、同社のFY26下期小売販売は17%増、FY27第1四半期の販売は38%増だった。
需要は戻っても、供給能力が車種構成に合わなければ機会を逃す。記事では、需要の強いモデルで約19万台の受注残が生じたこと、同社がプラットフォーム・車種を切り替えられる柔軟な生産ラインを整えていることが示される。小型車はFY27第1四半期に35%増と回復した。
インドではEV、内燃機関、CNG・バイオガスなど複数技術が併存する。そのため日本企業は単一パワートレインの予測ではなく、需要構成の変化に合わせて部品・生産設備を切り替える力で競争すべきだ。
630万台という射程は、市場規模の話にとどまらない。インドの勝ち筋は、小型車回復を取り込みながら柔軟に生産を回せるかにある。
2026年8月10日 10:42 より抜粋