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中国EVメーカーの欧州進出は、安価な電気自動車を売る話だけではなくなりました。小鵬汽車(XPeng)がドイツ・ミュンヘンで新型L03を披露した今回の発信は、「AIを積んだ車」を欧州の競争軸へ持ち込む試みです。
CGTNによると、小鵬はL03を「In Europe, for Europe」戦略の一部として発表しました。同社は音声対話、利用者ごとの設定、先進運転支援を差別化要素に据え、AIチップ、自動運転技術、飛行車、ヒューマノイドまでを含む「physical AI」企業を志向すると説明しています。
重要なのは、EVの評価軸が航続距離・価格・加速性能から、ソフトウェアとAIが車内体験をどう変えるかへ広がることです。一方、記事で識者が指摘するように、AI搭載車にはデータ安全保障、技術主権、国境を越えるソフトウェア規制という新しい摩擦も伴います。
日本メーカーにとっても、欧州での電動化競争はハードの完成度だけでは足りません。車載ソフト、データの扱い、現地規制への適合を製品計画の初期から組み込めるかが、次世代EVの競争力を左右します。
小鵬汽車はミュンヘンでL03を発表し、欧州展開の軸を価格や航続距離だけでなく、AI・運転支援・ソフトウェア体験へ移そうとしている。
2026年7月19日 11:23 より抜粋