ただ、日本市場で幅広い支持を得ている国内メーカーも安穏とはしていられない。自動車調査会社カノラマの宮尾健アナリストは19日の電話取材で、BYD車について「安かろう、悪かろうではなくなってきている」と評し、販売網の充実に伴い日本における販売台数は伸びていくと予測した。宮尾氏は、ドルフィンは「ATTO3よりも価格的に値ごろ感があるので、数は出るだろう」との見方を示した。同価格帯に競合がいない水準で値付けがされれば日系メーカーにとって脅威となりうるという。
2023年9月20日 20:41 Bloomberg Newsより抜粋