asean-20261023
ASEANでの電動車競争は、BEVだけで決まるわけではない。充電事情、長距離利用、価格帯に合わせて、BEVと航続距離延長型EV(REEV)の両方をどう持ち込むかが問われる。iCaurのV25は、その二本立てでマレーシアを含む地域展開を視野に入れた。
マレーシアのAutoBuzz.myによると、iCaur V25は中国・蕪湖で初の実車公開を行い、BEVとREEVを選べるブランド初のモデルになる見込みだ。V25 REEVはデュアルモーター4WDで合計455hp、505Nmをうたう。世界展開は2027年初めからで、マレーシアでも既に試験車両が確認されているという。記事は、V27が7月にインドネシアでASEAN初公開されたことにも触れる。
同じSUVでも、BEVとREEVを選べることは市場参入の選択肢を増やす。充電網が成熟する都市部と、航続距離への不安が強い地域を同じブランドでカバーできる可能性がある。ASEANを一つの市場として見ながらも、国ごとの使われ方に合わせたパワートレーンを用意できるかが、後発ブランドの販売網づくりを左右する。
日本メーカーが強いASEANでは、商品信頼性に加え、電動化の方式を地域ごとにどう選ばせるかが競争軸になる。BEV一本に絞らない新興ブランドの攻め方は、販売店教育、整備体制、補給部品まで含めた現地化の速度を試す。
iCaur V25はBEVとREEVの二本立てで世界展開を予定し、マレーシアでも試験走行が確認された。ASEANでは電動方式の選択肢そのものが市場開拓の道具になる。
2026年10月23日 14:39 より抜粋