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大型トラックの脱炭素化で問われるのは、航続距離だけではない。止まっている時間をどこまで短くできるかだ。Automotive Worldが報じたトヨタの米国実証は、水素充填を8分で終えるという、物流の稼働率に直結する数字を示した。
記事によると、トヨタの燃料電池システムを使う大型トラックは米国での試験で8分の充填を実施した。商用運行は2027年に始まる予定で、カリフォルニアには一般利用も視野に入れたステーション計画がある。
大型車では急速充電の出力・待機時間・拠点電力が課題になりやすい。水素が8分で補給できるなら、長距離輸送や高稼働の用途でBEVとは異なる選択肢を提示できる。ただし、鍵は車両単体ではなく供給網と燃料価格だ。
日本勢にとって重要なのは、燃料電池の技術論が北米で物流オペレーションの実証に移っている点だ。商用化の成否は、水素の供給拠点を物流回廊にどう配置し、荷主と運送会社を巻き込めるかにかかる。
トヨタの米国実証は、大型燃料電池トラックで8分の充填を示し、2027年の商用運行と公開水素ステーションを見据える。
2026年10月22日 14:09 より抜粋