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タイの洪水で部品工場の停止が広がり、短期の代替調達が難しいことから、ASEANの完成車生産は部品供給の復旧速度に左右される。
The Starは、タイ・チョンブリ県アマタシティ工業団地の洪水で、10社を超える自動車部品工場が生産を止めたと報じた。タイ工業連盟(FTI)関係者は、部品供給が戻らなければ契約履行のため輸入部品に頼る必要があると説明している。
自動車部品は代替先を見つけても、すぐに切り替えられない。とくにタイが生産拠点となるピックアップ向けでは、品質承認に長い時間がかかる。水害は工場一社の停止ではなく、完成車ライン全体の停止リスクになる。
タイは日系各社にとってASEANの重要な生産・調達ハブだ。BCPでは在庫量だけでなく、認証済み代替サプライヤーの範囲、従業員の通勤断絶、港・道路の復旧順序まで点検する必要がある。
洪水の本当の影響は浸水した工場の数では測れない。部品承認と物流の復旧速度が、タイの生産再開を決める。
2026年10月9日 09:00 より抜粋