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タイの配送EV、充電待ちを減らせるか。今回のニュースは、目先の車種や販売台数ではなく、各市場で「次の競争条件」がどこへ移っているかを映している。
いすゞはタイで、ELF EVを使う電池交換の実証を開始した。V. Cargoの配送拠点に交換ステーションを置き、HomePro向け配送で検証する。原記事によれば、交換は本数に応じて約7分。実証は2027年3月まで続く予定だ。
商用車の電動化では、充電時間より「止まる時間」が事業性を左右する。電池交換は、その課題に対する運用モデルの試験であり、車両販売だけではない物流インフラ競争の入口になる。
日本勢が強い商用車・物流領域では、車両の信頼性に加えて充電・交換・整備の運用設計が差別化要因になる。タイの実証は、ASEANでの商用EV導入が物流現場から進む可能性を示す。
稼働時間を左右するのは車両より補給設計だ。このニュースは、市場の規模だけでなく、供給網・制度・運用を誰が設計するかが競争の中心になっていることを示している。
2026年9月19日 10:02 より抜粋