eu-tesla-byd-europe-registration-20260906
テスラは欧州で13カ月続いた前年割れから抜け出しました。InsideEVsがACEAデータとして伝えたところでは、EU・英国・EFTAを合わせた2月の登録台数は1万3740台で、前年同月比29.1%増でした。
ただし競争の景色は単純ではありません。BYDは同月に1万5438台を登録し、前年比185.3%増。テスラとBYDはBEV・PHEVの構成が異なるため単純比較はできないものの、中国勢の存在感が大きくなっています。
テスラは欧州で13カ月続いた前年割れから抜け出しました。InsideEVsがACEAデータとして伝えたところでは、EU・英国・EFTAを合わせた2月の登録台数は1万3740台で、前年同月比29.1%増でした。
ただし競争の景色は単純ではありません。BYDは同月に1万5438台を登録し、前年比185.3%増。テスラとBYDはBEV・PHEVの構成が異なるため単純比較はできないものの、中国勢の存在感が大きくなっています。
欧州全体の新車登録は同月1.7%増にとどまる一方、BEVは15.8%増、PHEVは33%増でした。内燃機関車は減少しており、パワートレインの構成変化が販売競争を大きく動かしています。
テスラの反発は回復の材料ですが、EV市場そのものが拡大するなかで、販売網と価格を武器にするBYDとの競争はさらに厳しくなります。欧州ではメーカー単位の増減より、電動化の需要を誰が取り込むかが争点です。
日本メーカーにとって、欧州は電動化規制だけでなく、競合の構図が急速に変わる市場です。BEV、PHEV、ハイブリッドをどう組み合わせ、販売網と価格の競争にどう対応するかが重要になります。
今回の数字は2月の登録に基づくもので、年間の結論を出すものではありません。それでも電動車市場の伸びが特定ブランドの復調を上回る速さで進んでいることは明確です。
欧州のテスラ反発は明るい材料ですが、主役は一社ではありません。BYDの急伸とBEV・PHEVの拡大は、欧州EV市場がより多極的な競争へ移っていることを示しています。
2026年9月6日 09:29 より抜粋