asean-thailand-co2-vehicle-tax-ev-hub-20260831
自動車産業の変化は、販売台数だけでは読み切れなくなっています。今回の焦点は、タイはEVだけでなくICE・HEV・PHEVも含むCO2基準へ税制を組み替え、生産投資と雇用を守りながらASEANのEVハブ化を進めようとしている。
タイ財務省は、BEVかガソリン車かという車種区分ではなく、CO2排出量を基準に車両物品税を設計する方向で検討を始めた。国内投資、現地調達、輸出生産を行う企業には税率を低くする案で、ICE、ハイブリッド、EVを横断して移行を促す。
EVだけを特別扱いする制度では、既存のエンジン車工場や部品雇用を急激に切り離すリスクがある。CO2基準なら既存産業を抱えたまま低排出技術へ段階移行させられる。タイはEV 3.0/3.5を通じて8〜10社の大手EVメーカーを誘致し、累計投資は約1,400億バーツに達したと記事は報じる。
タイに拠点を持つ日本メーカー・部品会社には、ICEを急に捨てずに電動化投資へつなげる制度となり得る。ただし、投資・現地調達・輸出を条件にするなら、単なる完成車輸出では優遇を得にくくなる。
タイはEVだけでなくICE・HEV・PHEVも含むCO2基準へ税制を組み替え、生産投資と雇用を守りながらASEANのEVハブ化を進めようとしている。 数字の大きさだけでなく、政策・投資・商品構成のどこに変化が現れているかを追う必要があります。
2026年8月31日 15:00 より抜粋