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ASEANのEV競争は、どの国が何台売ったかだけでは測れなくなっています。各国は今、販売補助の次に、工場、電池、部品、調達網をどこまで国内に根付かせられるかを競っています。
Vietnam Newsは、BMIの7月16日付レポートを基に、ASEANの乗用EV販売が2025年の41万9547台から2035年には91万6997台へ倍超となり、販売比率は22.7%に達するとの見通しを伝えました。2026年はタイとベトナムで地域販売の72%超を占める一方、2035年にはマレーシアとインドネシアの比重が上がり、両国の合計シェアは64%へ低下する予測です。
シェア低下は二強の失速というより、市場が複数国へ広がることを意味します。所得上昇、価格低下、政策支援が重なる中で、EVは完成車の販売競争から、国内製造と供給網の誘致競争へ移っています。
日本企業には、ASEANを一括りにせず、タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシアを生産、販売、部品、電池の役割別に見る視点が必要です。地域市場の拡大は、日本勢にとっても現地化の深さを問う競争になります。
ASEANのEV市場は販売奨励から国内製造・供給網整備へ重心を移し、タイとベトナムの二強を軸に複数の成長拠点が広がる局面に入っている。
2026年7月25日 17:56 より抜粋