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中国の自動車産業は輸出で勢いを見せる一方、国内市場では急ブレーキがかかっています。2025年の記録的販売の反動だけでは片付けにくい、需要・政策・収益性が重なる調整局面です。
CNBCによると、中国乗用車販売は2026年上期に前年同期比20.2%減。中国乗用車協会(CPCA)は通年の小売販売見通しを従来の横ばいから14%減へ引き下げ、2040万台を見込むとしました。記事は、燃料費上昇、NEV補助の縮小、値下げ競争を需要減速の背景に挙げています。
問題は台数だけではありません。記事で引用されたCPCAのデータでは、1〜5月の業界販売利益率は3.4%まで低下し、業界利益は前年同期比20%減。ICE車の急減が販売減の大半を占める一方、NEVも前年比5〜6%減の見通しが示され、価格競争で逃げ切る余地は狭まっています。
日本企業にとって、中国は「伸びる巨大市場」という前提だけでは読めません。販売台数の減速と利益圧迫が同時に進むなら、現地での価格、車種構成、部品調達の判断は一段と厳しくなります。輸出拡大と内需失速が同居する中国勢の行動は、海外市場の競争も強める可能性があります。
中国乗用車市場は前年の記録的販売の反動、燃料費上昇、NEV支援の後退、価格競争によって需要と収益性の両方で厳しい局面に入っている。
2026年7月21日 11:54 より抜粋